【政治学の記事一覧】

このページでは現在リベラルアーツガイドにある政治学の記事について分野別に紹介しています。

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※随時更新していきます。

政治学の基本的な考え方

政治学、および政治そのものを勉強する上で、「民主主義」「官僚制」などの基本的な概念、仕組みの理解は避けられません。

政治学の基本的なキーワードをそれぞれ詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

現代の政治を理解する上で、民主主義について理解することは避けられません。民主主義をなんとなく理解している人も多いかもしれませんが、どのような歴史の中で成立してきたのか、どのような問題があるのか下記の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。

民主主義とは
【民主主義とは】基礎知識・歴史・重要用語をわかりやすく解説 民主主義(democracy)とは、政治を運営するのは「国民」であると考え、国民の声によって国家を運営することを重視する政治思想...

現代の多くの国家は民主主義をベースに政治制度を構成していますが、日本は議員内閣制、アメリカは大統領制、というように具体的な政治制度には違いがあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

議院内閣制とは
【議院内閣制とは】イギリス・日本の歴史から大統領制との違いまで解説議院内閣制とは、議会によって内閣が選ばれる(信任される)制度のことです。日本は議院内閣制の国ですが、官僚との関係や自民党支配の影響で、特殊なポイントも持っています。歴史から仕組みまで詳しく解説します。...
大統領制とは
【大統領制とは】議院内閣制との違いやアメリカ・フランス・韓国の特徴を解説大統領制(Presidential system)とは、 大統領制とは、行政権力のトップである大統領と立法権力である議会の国会...

さらに、民主主義の国家には共通する仕組みもあります。それが官僚制、政党政治、三権分立、政府機関、選挙といった仕組みのことです。これらを理解することも、政治を理解する上で避けられません。

ここまでは政治の具体的な仕組みが主でしたが、その背景には歴史の中で形成された様々な考え方があります。

たとえば、近代以降世界の国家は、同じ歴史や宗教、文化を持つ「国民」を中心に形成されました。この国民と言う意識をナショナリズムと言い、「国民」による国家を国民国家といいます。

ナショナリズムとは
【ナショナリズム・国民国家とは】成立過程から問題までわかりやすく解説ナショナリズムとは、特定の民族が政治的な一体性を求める思想・運動のことですが、単なる愛国心とは異なるものです。また、ナショナリズムを理解するためには国民、民族、エスニック集団の違いを理解する必要があります。ナショナリズムについて詳しく解説します。...

さらに、こうした国民国家の形成以前に、国家が上位の権力を認めない「主権国家」がヨーロッパで形成された歴史がありました。

主権国家体制とはなにか
【主権国家体制とは】成立の経緯から現代の問題点までわかりやすく解説主権国家体制とは、国家より上位の権力を認めず国家と国家は対等な関係にあるとする、国際社会の制度のことです。現代ではこの主権国家体制は崩れつつあるとも言われており、改めて主権国家体制について理解することが大事です。詳しく解説します。...

当初の主権国家は君主が権力を握るものでしたが、その後国家にも法の拘束が及ぶという「自然法思想」が形成されたことから、それが市民革命に繋がります。詳しくは下記の記事をご覧ください。

自然法とは
【自然法とは】定義と古代ローマ~イギリスまでの歴史をわかりやすく解説自然法とは、特定の社会や時代を超えて普遍的に決められる法のことです。古代ローマの万民法やキリスト教影響化の神の法から発展し、イギリスのマグナ・カルタなどに影響を与えました。自然法について詳しく説明します。...

市民革命について詳しくはこちら。

ここまで紹介した記事は政治学に関するもっとも基本的なものですが、より深く理解するためには映画や書籍を使ってさまざまな視点から学ぶことが大事です。

詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。

政治学のおすすめ本7選
【政治学の必読本7選】初心者~上級者向け・関連分野の文献まで紹介政治学の知識は書籍から学ぶことをおすすめします。 政治学を学ぶ上では、まずは大まかな全体像を知ること、そしていくつかの重要な概念を...
おすすめ政治映画
【おすすめ政治映画17選】洋画・邦画ともに厳選して紹介この記事では、政治をテーマにした映画を洋画の現代的なもの、歴史となったもの、邦画、政治経済もの、に分けて紹介しています。面白かった政治映画を厳選しているので、ぜひご覧ください。...

また、現代の政治を理解する上で、日本政治については天皇制や55年体制、福祉国家についても理解することが大事ですし、昨今は従来は見過ごされてきたアイデンティティをめぐる争点も生まれています。

それぞれ、以下の記事で詳しく解説しています。

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政治的立場

実際の世の中の政治家・政党の思想や、政策を考える上では、「保守」「革新」「右派」「左派」といった様々な政治的立場について理解する必要があります。

下記の記事では、主な政治的立場について解説していますので、興味のあるものから読んでみてください。

そもそも、「右派」「左派」とか「保守」「リベラル」「右翼」「左翼」などの意味が分からないという方も多いと思います。これは、戦後日本における対立が変化し、さまざまな争点が生まれている現代を生きる私たちにとって、ある意味当然のことです。

そこで、そもそも右派、左派とは何なのかということについて、詳しくは下記の記事で説明しています。

右翼左翼をわかりやすく解説
【図解・右翼・左翼とは】フランス革命から現代日本までわかりやすく解説「右翼(右派)」「左翼(左派)」とは、よく聞くわりにあいまいな理解しかされていない言葉です。 右翼(右派・保守)とは、伝統的・...

また、「保守」「リベラル」については下記の記事をご覧ください。

日本における右派、左派の対立を軸に考えると、他の国の対立は理解しにくくなります。それは、国によって政治的な対立軸は異なるからです。例えば、アメリカでは以下のように日本とは異なる政治的勢力もあります。

経済的な立場にも、さまざまなものがあります。現代の多くの国は自由主義をベースに経済政策を考えていますが、自由主義にもさまざまなタイプがあります。経済的な立場の違いについて、以下の記事をご覧ください。

もちろん世界の国や歴史を見ると、自由主義が唯一のイデオロギーだったわけではありません。その他のさまざまな政治的立場、思想について理解することも大事です。

その一部を下記の記事で説明しています。

政治思想・政治哲学

政治および政治学を深く理解するためには、さまざまな個別具体的な政策の背景にある哲学的な議論を知っておくことも大事です。

古代から現代までの様々な政治思想・政治哲学のテーマを解説していますので、参考にしてください。

そもそも政治学は政治哲学的な議論から生まれたとも言えます。現代では実証的な政治学が隆盛していましたが、ロールズ以降は再び活発に議論されています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

政治哲学とは
【政治哲学とは】3つの流れと主な議論をわかりやすく解説政治哲学とは、政治思想とは違い倫理的・哲学的テーマを扱う分野です。現代の政治哲学はロールズ『正義論』以降の展開したもので、リベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズム(共同体主義)が主な流れです。政治哲学をわかりやすく解説します。...
公共哲学とは
【公共哲学とは】ハーバーマス・アーレント・サンデルの議論などを詳しく解説公共哲学は、社会の領域を「公」「公共」「私」の三つに分けて論じる学問です。ハーバーマス、アーレント、サンデルなどが主要な論者ですが、それぞれが多様な議論をしています。公共哲学について詳しく説明します。...

こうした最近の政治哲学の議論の背景には、近代政治思想の黎明期に議論された社会契約思想がありました。政治学の黎明期に行われた議論や社会契約思想について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

マキャベリズムとは
【マキャベリズムとは】マキャベリの本当の思想をわかりやすく解説マキャベリズムとは、ニコロ・マキャベリが『君主論』で示した、君主に合理的行動を説いた政治思想のことです。マキャベリズムは単なる「権謀術数の思想」にとどまらないもので、その後の政治思想に大きな影響を与えました。詳しく解説しています。...
社会契約説をわかりやすく解説
【社会契約説とは】ホッブズ・ロック・ルソーの違いからわかりやすく解説社会契約説(社会契約論)とは、国家の正当性を平等な立場にある社会の成員による同意に求めた思想のことです。社会契約説は、その後の社会科学の発展や社会の形成に非常に大きな役割を果たしました。社会契約説(社会契約論)について詳しく解説します。...

さらに、現代になって行われている政治哲学の議論は、ロールズの『正義論』が発端となっています。詳しくはこちらで説明しています。

正義論とは
【正義論とは】二つの原理・無知のヴェールから批判までわかりやすく解説正義論(A Theory of Justice)とは、 アメリカの哲学者ジョン・ロールズの著作『正義論』で展開した、現代の実際...

ロールズ『正義論』はリベラリズム的な立場でしたが、ロールズを批判する形でマイケル・サンデルやロバート・ノージックが議論を展開しました。非常の面白い議論ですので、こちらを参考により深く学んでみてください。

マイケル・サンデルの政治哲学
【サンデルの政治哲学とは】正義の議論から共和主義までわかりやすく解説マイケル・サンデル(Michael Sandel)とは、 ロールズの『正義論』を中心としたリベラリズムを批判し、コミュニタリア...

上記の論争をリベラル・コミュニタリアン論争と言いますが、もちろんそれ以外にも政治哲学的な重要な議論が多数存在します。例えば、ハンナ・アーレントはユダヤのホロコーストを1つの契機として重要な議論をしています。

ハンナ・アーレントとは
【ハンナ・アーレントとは】哲学から代表的な本までわかりやすく解説ハンナアーレントは、20世紀を代表するユダヤ人哲学者です。ナチス全体主義を批判が起こった要因や、全体主義の背景にある哲学の伝統的思考様式を指摘し、全体主義に対抗する実践を唱えました。アーレントの哲学を詳しく解説します。...

他にも、自由と民主主義をめぐる重要な議論に下記のものもあります。自由とは?民主主義とは?ということを考える上で非常に重要です。

政治史

政治学を学ぶ上では、政治史を学ぶことが避けられません。政治思想、政治制度がどんな時代背景から展開していったのか理解する必要があるからです。

重要な政治的出来事について、以下の記事で解説しています。

日本の政治において以下のことを理解することは重要です。

また、アメリカの政治史も重要です。そこには人種問題や国際的な秩序形成など日本と無関係ではないテーマも多いからです。

国際政治学

国際社会を論じる政治学が国際政治学ですが、国際政治学は現代の世界で起きていることを正しく認識する上で非常に重要な学問です。

国際政治学の理論について、以下の記事で初心者向けに解説しています。

国際政治学を理解する上で大事なのは、まずは基本的な理論を押さえることです。詳しくは書籍から学ぶべきですが、最初の一歩として以下の記事も参考にしてみてください

戦後および近年の国際政治を理解する上では、地域主義について理解することも非常に重要です。日本も90年代以降は、明確に地域主義的政策を行うようになっているのです。

地域主義/地域統合とブレグジット
【地域主義・地域統合とは】国際経済の新たな流れが生まれた理由・背景を解説地域主義・地域統合とは、地理的に接近した地域に何らかの政治的まとまりを作ろうとする思想です。現代の世界ではグローバルな枠組みに代わって地域主義が台頭しており、世界の秩序が大きく変わりつつあります。地域主義・地域統合を詳しく解説します。 ...

現代政治を理解するには、冷戦後に起こった大きな国際政治の変化を知っておくことが大事です。冷戦後世界を論じた名著には、例えば以下のものがあります。

より深く国際政治学を学ぶ上で、以下の記事を参考にしてください。

国際政治学の必読本7選
【国際政治学のおすすめ本7選】代表的理論と名著・必読書を紹介国際政治学を勉強したい場合、ここで紹介している7つの本と関連文献をまずは読んでみてください。国際政治学を学ぶ上で必ず知っておくべき知識がしっかりと身に付きます。国際政治学のおすすめ本を紹介します。...

政治の問題

ここまで政治学の理論や思想、制度を中心に解説した記事を紹介しましたが、現実に起きている政治問題を理解することも大事です。

下記の記事を参考にしてみてください。

■日本に関わる政治問題

日本の難民問題

非正規雇用問題

■世界の政治問題

ヨーロッパの難民問題

ロヒンギャ難民とは

ポピュリズム

反知性主義

米中貿易戦争

EU離脱問題・ブレグジット

ナゴルノ・カラバフ

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