勉強法

隙間時間の活用で「1年に15日分」を生み出す勉強方法とおすすめアプリ7選

隙間時間の活用で「1年に15日分」を生み出す方法とおすすめアプリ7選

忙しい生活の中でも「もっと効率よく勉強したい!」と思うことはありませんか?

ちょっとでも勉強時間を増やしたい学生や、仕事が忙しくてまとまった時間が作れない社会人の方は、思うように勉強できないことがストレスや焦りになることもありますよね。

そこであなたが身に付けるべきなのが、「隙間時間で効率よく勉強する方法」です。

たとえば1日の中にも、

  • 通勤・通学の移動時間…60分
  • 昼休み…30分

の隙間時間があるとすれば、1日1時間半、週の平日だけでも7時間半、1か月に30時間、1年間に360時間もの時間を作ることができます。

360時間と言えば15日間ですので、隙間時間の活用で「1年に15日間、寝ずに勉強し続ける期間を作る」のと同じ効果があります。こう考えるとすごいですよね。

そこでこの記事では、まずは隙間時間に勉強する方法・コツについて詳しくお伝えします。

さらに、隙間時間に勉強できるアプリ・サービスについて、

  • 受験勉強や社会人の一般教養の勉強
  • 社会の動向をいち早く正確につかむ情報収集

というそれぞれの内容に分けてオススメのものを詳しく紹介します。

こうしたアプリ・サービスを活用した勉強は、

  • 勉強へのハードルが低く隙間時間に簡単に勉強できる
  • スマホ一つで勉強ができる
  • 無料のお試し期間があるため、好みに合わなければ消せばOK

といった特徴があります。

学びは一朝一夕にできるものではないため、継続することが大事です。

隙間時間に勉強する方法・コツと気に入ったアプリ・サービスを見つけて、これからの勉強に役立ててください。

このサイトは人文社会科学系学問をより多くの人が学び、楽しみ、支えるようになることを目指して運営している学術メディアです。

ぜひブックマーク&フォローしてこれからもご覧ください。→Twitterのフォローはこちら

Sponsored Link

1章:隙間時間に効率よく勉強する3つのコツ

隙間時間に勉強するには、何より「準備」が大事です。

これから紹介する3つの方法を実践すれば、今日からでも隙間時間を活用して勉強をはじめていくことができるでしょう。

【隙間時間に効率よく勉強するコツ】

  • 1日の中で使える時間を洗い出す
  • 隙間時間にできることをリスト化する
  • スマホを活用する

順番に解説します。

先に、隙間時間に勉強できるアプリやサービスについて知りたい場合は2章からお読みください。

1-1:1日の中で使える時間を洗い出す

隙間時間を活用して勉強するために、まずは1日の中で使える時間を洗い出すことをおすすめします。

なぜなら、「いつ」「どのくらいの」時間が活用できるか把握しておくことができれば、より効率的に隙間時間を活用できるからです。

1-1-1:まずは時間を記録してみる

隙間時間を見つけるために、まずは1日にどれだけの時間を何に使っているか、記録して把握することが必要です。

たとえば、スマホのメモ帳に「7:00~8:00朝の準備」「8:00~8:45移動」などと書くだけでも構いません。起床から就寝まで、できれば15分単位くらいで1週間ほど記録してみてください。

1週間が難しければ1日だけでも十分効果があります。

「ウィークリープランナー」を使って、こまめに時間を記録してみるのもオススメです。

1-1-2:使える時間をピックアップする

次に、記録した時間を眺めて、「どの時間帯なら隙間時間として勉強に活用できるか」を考えてみましょう。

多くの場合、

  • 電車やバスの待ち時間や車内での時間
  • 歩行中
  • 昼休み

などは隙間時間があるのではないでしょうか。15分程度でも使える時間があれば、その時間を勉強に使うことをメモしておきましょう。

1-2:隙間時間にできることをリスト化する

隙間時間として使える時間が把握できたら、次に隙間時間にできることをリスト化しましょう。

たとえば、

  • 新聞を1面読む
  • 本を1ページ読む
  • 英単語を3語覚える

など、5分でも隙間時間があればできることがあるはずです。

こうしてリスト化したことを、1-1で見つけた隙間時間に当てはめて勉強計画を立てれば、より確実に隙間時間を活用した勉強が続けられるはずです。

1-3:スマホを活用する

さらにもう1つコツがあります。それが、スマホを活用して勉強することです。

もちろん紙媒体のテキストや本、ノートでも勉強はできますが、数秒で開いて勉強を開始でき、すぐに終了できるスマホ以上に隙間時間に向いている媒体はありません。

すでにスマホを活用している方も少なくないと思いますが、2章では勉強の用途別に特に使えるスマホアプリやサービスを紹介します。

隙間時間で勉強するコツまとめ
  • 自分が使っている時間を記録し、活用できそうな隙間時間を見つける
  • 隙間時間で勉強できそうな内容をリストアップする
  • スマホのアプリやサービスを使って、隙間時間にできる勉強方法を見つける

2章:隙間時間に勉強できるアプリ・サービス

社会人で一般教養を勉強したいという場合、これから紹介するアプリ・サービスを試してみてください。

特に、無料お試し期間があるサービスを上手に活用することで、経済的に負担なく勉強をすることができます。

ここでは一般教養を学ぶ上で、おすすめなサービスを紹介していきます。

2-1:【Amazonプライム】数百冊の書物が読み放題

Amazonプライムは数百冊の書物が読み放題です。一般の方は1ヶ月無料、学生なら6ヶ月無料で利用できるので、コスパが高いですし、まずは試してみるだけでも問題ありません。

Amazonプライム(一般向け)をチェック

Amazonスチューデント(学生向け)をチェック

獲得できるスキル 幅広い分野の知識
こんな人におすすめ さまざまな知識を網羅的に知りたい・身につけたい人
良い点 無料期間に解約すれば、一切お金を支払う必要がありません。それでいて、多くの分野をカバーしているため、あなたの関心に沿った本が見つかる可能性が高いです。
悪い点 特にありません。大企業だけあって、対応や質は安定しています。

2-2:【Amazonオーディブル】隙間時間に本を聴く

Amazonオーディブルは、書籍を「耳から学ぶ」ことができるサービスです。

移動などの隙間時間の勉強に最適です。

最初の一冊は無料体験できますし、会員登録をすれば最初の30日は無料です。

Amazonオーディブルの公式サイト・詳細はこちら

獲得できるスキル 幅広い分野の知識
こんな人におすすめ 移動やランニングの際に、聴きながら学びたいと考える人
良い点 こちらも無料期間に解約すれば、一切お金を支払う必要がありません。ハンズフリーで気軽に勉強を始めることができます。
悪い点 読書という経験を大切する方には向かないかもしれません。

また、合わせて「Air pods」のようなワイヤレスイヤホンを持っておくと、より気軽に、即座に隙間勉強を始めることができるのでオススメです。

オーディオブックはAmazonオーディブルだけではありません。日本最大級のオーディオブックサービスである「audiobook.jp」もあります。

Amazonオーディブルに比べて、

  • 1万冊が利用できる聴き放題プランがある(¥750)
  • 月額会員プランなら解約後も聞ける上、古典的な本も多い

という特徴があります。サンプルの音声もあるので、まずは気軽に試してみてください。

日本最大級!オーディオブックなら – audiobook.jp

2-3:【スタディサプリ】動画で教養を身につける

スタディサプリでは、著名な講師の授業を動画を通して受けることができます。

受験生にも教養を身に着けたい社会人にもオススメです。

一つの授業は20分前後ですので、隙間時間の勉強にぴったりです。こちらも無料お試し期間がありますので、自分に合うかどうかを気軽に試すことができます。

獲得できるスキル 高等教育で身につく一般教養
こんな人におすすめ 一般教養をこれから学ぼうとする方、または復習したいと思う方
良い点 高等教育で学ぶ内容をすべてカバーしています。動画を何度も見返すことができるので、理解するまで徹底的に学ぶことができます。
悪い点 動画授業ですから、その場で質問はできません。無料期間が14日と比較的に短めです。(*スタディサプリEnglishは無料期間が7日間)

2-4:【flier(フライヤー)】 本の要約サービス

flier(フライヤー)はさまざまな分野の書籍を要約するサービスです。

通常、1冊の本を読もうと思うと最低数時間はかかりますが、flier(フライヤー)では1冊10分程度で読むことができます。

「本を読みたいけど、時間がない」と感じてる方にはぴったりのサービスです。30日間の無料お試し期間がある点も素晴らしいです。

一冊10分で読める! 本の要約サービス【フライヤー】

獲得できるスキル 幅広い分野の知識
こんな人におすすめ
  • 短時間で著名な書物の内容を手っ取り早く知りたい方
  • 難しそうな原著を読むことに抵抗のある方
良い点 要点がわかりやすくまとめられており、短い時間で内容を理解できます。初学者用の解説本と考えると、極めて良質です。
悪い点 著者の意見を深く理解したい場合は、原著あたることが必要となります。

2-5:【新聞購読】隙間時間に情報収集

ビジネスマンや社会科学系の勉強をしている大学生、社会科学系の学部に進みたいと思っている高校生にとっても、リアルタイムで起こっている世界の出来事を知っておくことはとても大事です。

「Yahoo!ニュース等で入手できる情報で十分」と思うこともあるかもしれません。

確かに、ネットニュースでも最低限の出来事を知ることはできます。

しかし、リアルタイムで入ってくる膨大な情報を自分一人で処理し、解釈し続けるのは非常にタフな作業です。

これから紹介する雑誌や新聞は、その道のプロの記者が取材・編集した情報です。そのため、情報はある程度のレベルでまとめられており、まとまった時間を取れなくても日々起こっている世界の出来事をしっかり頭に入れることができるでしょう。

ここでは情報量の多い雑誌や新聞を紹介しますので、プロの記者による情報や意見がどんなものかあなた自身の目で確認してみてください。

■The Economist

150年以上の歴史を持つイギリスの週刊新聞です。政治、経済、国際情勢を中心に科学、芸術など幅広い分野が毎週詳しく解説されています。

「毎日新聞を読むのは大変」という場合も、週1冊のみなのでそれほど大変ではありません。

英文ですので、英語力を高めつつ世界の最新情報を頭に入れることができます。

英文ビジネス誌 The Economist

獲得できる知識 英語力、最新の世界情勢に関する情報
こんな人におすすめ 英語と世界情勢の両方を伸ばしたい人
良い点 日本であまり報道されていない情報や、その週におけるもっとも重要な世界のニュースが分かる
悪い点 ある程度の英語力がなければ読みこなすことができない

■ウォールストリート・ジャーナル

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、100年以上の歴史を持つアメリカの日刊経済新聞です。世界を代表する経済新聞の一つで、政治的立場は保守(アメリカ共和党)寄り、経済的には市場主義・新自由主義的です。

最新の経済情勢を知る上では必読のジャーナルです。

ウォール・ストリート・ジャーナル

獲得できる知識 経済に関する世界の最新情報
こんな人におすすめ 経済についてもっと詳しくなりたい、学びたいという人
良い点 経済に関する国際的な情報や、専門的知見を知ることができる
悪い点 政治的立場はやや偏っている上、経済・ビジネス以外は手薄いため、他の新聞と併用するのがベター

■日経ビジネス

日経ビジネスは、日経BP社が発行している50年以上の歴史を持つ日本のビジネス雑誌です。本屋には置かれておらず、購読のみ可能な専門誌です。

国内外のビジネス・経済分野の幅広い専門知識を得ることができます。

ビジネスの最前線で勝ち残るための必要な情報が凝縮 日経ビジネス

獲得できる知識 最新のビジネス・経済に関する情報
こんな人におすすめ 経営学、経済学を学んでいる学生や社会人
良い点 新聞やネットニュースにはないような専門的なビジネス・経済の情報を知ることができる
悪い点 ビジネス・経済面に特化しているため、その他の情報は手薄

まとめ

隙間時間に勉強するコツや方法、使えるアプリなどについて参考になりましたか?

勉強はダラダラ長時間やるよりも、意外と隙間時間で集中的にやった方が身に付くことが多いです。

隙間時間の勉強法はいくらでも工夫の余地があるので、ぜひあなたのオリジナルな方法を見つけ、より質の高い勉強を実践してみてください。

このサイトでは、今後も勉強法や、勉強・研究活動などを効率化できるアプリ、ツール、サービスなどを紹介していく予定です。ぜひブックマークしてください。