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【博士課程の学生が実践した英会話独学法】オススメ教材をランキング紹介

博士課程の学生が実践した英会話独学法

あなたは「英会話の独学法やその教材」に関して、次のような悩みをもっていませんか?

  • 「英会話を独学で学びたいけど、その方法がわからない」
  • 「英会話が上達するおすすめの教材を知りたい」

たしかに、独学で英会話を勉強するとなると、勉強したいのにどうすればいいのか分からないことが多いですよね。特に、言語習得は時間がかかる上に、成果が見えにくいため、継続力も必要となります。

そんなあなたにオススメなのは、「単語から実践」という基本的でありながら、最も効果的な方法です。

その際、なるべく実践的に学習することがコツです。たとえば、

単語…「英語」の直後に「日本語」の意味をすぐに発声する

(例:「boring」と発音したら「退屈な」と日本語の意味をすぐに発音)

「そんなことになんの意味があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際の英会話で一番最初につまずくのは「○○って英語でなんだっけ?」と、日本語→英語の変換がスムーズにいかないときです。

日本語の意味を英単語の直後に発音する反復練習をすることで、「英語→日本語」「日本語→英語」といった頭の中での翻訳作業が劇的にスピードアップすることができます。私はこの方法でアメリカ合衆国におけるインタビュー調査等の研究活動をおこなうまでに英会話力が伸びました。

加えて、アメリカの留学先で先生に言われたことですが、英語には2種類の学習形態があります。

アウトプット型(他の人が必要な学習)

  • スピーキング…話す行為は言葉をアウトプットしていること
  • ライティング…書き出すことは自分の考えをアウトプットしていること

インプット型(個人でできる学習)

  • リスニング…聞くことは情報のインプットをしていること
  • リーディング…読むことも情報のインプットをしていること

英会話は「アウトプット型」ですから、個人の学習だけでは限界があり、単語学習の成果を実践する対話相手が必ず必要です。

そこで、この記事では私が使った英会話教材の感想を紹介し、最後に独学方法と注意点を紹介したいと思います。紹介される教材と流れは、以下の通りです。

  1. アルクが提供する「キクタン」「ユメタン」… それぞれの教材は発音しながら反復練習できる機能が収録されている
  2. 古典的な「レアジョブ」「DMM英会話」… 英会話スクールより得るものは多い上に、無料体験があるため、とりあえず挑戦できる

あなたのレベルに合わせて、必要な箇所から読んでみてください。

この記事はアメリカに2回留学した九大博士在学生が実践した英会話法です。今回は運営者の友人による寄稿記事となっています。

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1章:英会話を独学できるおすすめ教材ランキング:初心者編

英会話で独学を勉強したい方にまずオススメなのは、英単語という基礎を固めてから英会話の実践に挑むことです。

英単語は地味であまり楽しくない気持ちもわかります。しかし、英単語が口から出てこなくて、または発音できなくてつまずくことが多いのも事実です。

たとえば、あなたは次の英単語の意味を知っているかもしれません。

「mean」「develop」「lead」「include」「fill」「continue」「depend」「create」「describe」「claim」「expect」「improve」「appear」「offer」「deal」「follow」

しかし、あなたは実際の英会話でこれらの単語を考えることなく口から出すことはできますか?これは意外とハードルが高いです。

そのため、先ほどの説明したように、

英会話を目標とした英単語学習では、「英語」の直後に「日本語」の意味をすぐに発声するという実践的な勉強が一番効率的

です。

ここでは、初学者に向けて上述した独学が実践できるオススメ教材を紹介します。

①「キクタン Basic」

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アルクの「キクタン」シリーズはとても有名ですから、知ってる方も多いと思います。「キクタン」の最大のポイントは「1日16語」と無理なく学習できる点です。

私の経験上、一日/16語の単語を覚えれれば十分です。ここでいう「覚える」とは、単語の意味だけでなく、「英語→日本語」と発音することで、口でも覚えるという意味です。

そこで、非常に役に立つのは「キクタン」の「チャンツ」です。

「キクタン」には、

「英語→日本語→英語→ポーズ」の順に流れるという「チャンツ」が収録されているため、上述した独学法を実践しやすい

という利点があります。

また、収録された1120個の英単語は「中堅私大レベル受験で必要となる2000~4000語レベル」がカバーされているため、初学者には十分な内容です。

私は「キクタン Basic」を3周ほどしたとき、自然な英会話力が身についたことを実感しました。地味ではありますが、単語を発音して覚えることが英会話の基礎をつくるのです。

実は、先ほど挙げた16の英単語は「キクタン Basic」に収録されたものです。「Basic」ではレベルが低いと感じる方は、「Advance」「Super」に挑戦してみましょう。

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② 「ユメタン」

次に、アルクが提供する「ユメタン」シリーズです。「ユメタン」の特徴は「キクタン」の「チャンツ」が進化した「クイックレスポンス」が収録されていることです。

クイックレスポンスとは、

「日本語→英語」「英語→日本語」に順に収録されたもので、日本語(英語)の後にすぐに英語(日本語)を答えるという練習が一人でできる機能

です。

重要なので繰り返しますが、英会話の基礎である単語を覚えるならば、なるべく実践的に、つまり一石二鳥的に学ぶといいです。

英単語を学べる教材は多くありますが、どうせお金を払って購入し勉強するならば、実践的な英会話の基礎を身につけられる教材にすべきです。

私は購入したとき少し高いと感じましたが、アメリカ合衆国でのインタビュー調査等を難なくこなす今では安い投資だったとつくづく思います。なので是非、英単語から英会話を始めてみてください。

2章:英会話を独学できるおすすめ教材ランキング:中上級者編

さて、ある程度の量の英単語が自然に出てくるようになったあなたが次に必要なのは、対話相手がいる実践的な英会話です。

冒頭でも説明したように、英語には2種類の学習形態があり、英会話は必ず他の人が必要な学習です。

アウトプット型(他の人が必要な学習)

  • スピーキング…話す行為は自分の言葉をアウトプットしていること
  • ライティング…書き出すことは自分の考えをアウトプットしていること

インプット型(個人でできる学習)

  • リスニング…聞くことは情報のインプットをしていること
  • リーディング…読むことも情報のインプットをしていること

実践的な英会話であなたにオススメなのは、オンライン英会話という古典的な教材です。

ここで大事なのは「ネイティブのように話したい」と憧れるのも非常にわかりますが、その憧れを一旦横において、自分の言葉で話し出してみることです。

そもそも、多くのネイティブはあなたが完璧に話すことを求めていません。むしろ、会話で重要なのは自分の意見を、文法はどうであれ、伝えることです。そのような会話力を身につけるには、オンライン英会話が一番だと思います。

① 「レアジョブ」

「オンライン英会話は高額なんじゃないか?」と思う方も多いと思いますが、レアジョブ英会話は毎日25分コースだと、1コマあたり200円程度という安さが特徴です。英会話スクールでレアジョブほどの低価格を実現することは不可能でしょう。

すると、次にクオリティが気になりますね。「圧倒的英語戦隊ひでぶろぐ」によると、レアジョブにはエリートフィリピン人講師のみ在籍しています。

レアジョブはフィリピン在住フィリピン人の講師を採用しています。スキルや適性を細かくチェックしており、採用率はわずか1%。

フィリピンは第二言語として英語を話せる人が多く、アクセントの少ないニュートラルな英語や、アメリカ英語を話す人が多い国です。

圧倒的英語戦隊ひでぶろぐの【リアルな口コミ】レアジョブを元英語講師の私が受けてみた!より引用

そして、私が実際に使ってみた率直な感想は、

  • タガログ語のアクセントが少しあるが、英会話を始めようとする方には十分すぎる英語力をもった講師たち
  • 「アメリカ英語」と言われると微妙だが、少なくとも「イギリス英語」ではない(アメリカ帝国下におかれた歴史がそうさせるのかもしれません)
  • (担当講師に聞いてみたんですが)日本人の発音にも慣れているとおっしゃっいたように、初めて英会話をする人にとって、ハードルが低い
  • インターネット上の講師と会話をするため、「間違うことが恥ずかしい」というハードルが非常に低い

と思いました。

そもそも、英語を実用的に話す17.5億人のうち、ネイティブ人口は3.9億人にすぎません。つまり、非ネイティブ人口の方が圧倒的に多いのです。そう考えると、「○○英語」とは大した問題ではありません。

むしろ、圧倒的多数のフィリピン人や非ネイティブが話す英語に慣れることの方がグローバル化した世界では重要だと感じます。そういった意味で、英会話スクールではなく、オンライン英会話の方が得られるものが多いと思うのです。

ですから、「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、まずはあなた自身で体験してみてください。無料体験レッスンをしてみて、好みに合わなければ消せばOKです。

会員数50万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」

②「DMM英会話」

DMM英会話は、日本企業の「DMM.com」が提供するオンライン英会話サービスです。

私はベーシックなプランである「スタンダードプラン」を利用していたことがありますが、「6480円/月」という安さで、毎日英語のアウトプットができたことは、英語の実力を向上させるのにとても役立ちました。

プランは以下の通りです。

スタンダードプラン プラスネイティブプラン
毎日1レッスン 6480円
(1レッスン209円)
1万5800円
(1レッスン510円)
毎日2レッスン 1万780円
(1レッスン174円)
3万1200円
(1レッスン503円)
毎日3レッスン 1万5180円
(1レッスン163円)
4万5100円
(1レッスン485円)

スタンダードプランは、主に非ネイティブとのレッスン、プラスネイティブプランはネイティブとのレッスンが可能、という違いです。

非ネイティブとは言え、実際に英語講師をやってきたような講師が多いですので、スタンダードプランで十分だと思います。

デメリットがあるとすれば、フィリピンの講師の場合、時々停電で通信できず延期になることがあったくらいでしょうか。延期になった場合も、他の講師を選んで受ければ良いだけなので、特に問題に感じたことはありませんでした。

25分のレッスンを2回受けられる無料体験もありますので、まずは受けてみることをおすすめします。

DMM英会話について詳しくはこちら

3章:一気に上達するための英会話の独学方法と注意点

最後に、英会話の独学方法とその注意点を解説します。

留学に気軽にいける時代とはいえ、誰もがそのチャンスを与えられているわけではありません。留学に行くチャンスがあった人達がある程度話せるようになるのは、ある意味当然です。

しかし、英会話は独学だからこそできる独自の方法があると信じています。そのような方法を、これまでを振り返りながら紹介します。

  • 留学では英語を話す環境に閉じ込めるため、強制的に話す機会が触れるが、それが自動的に英会話力を伸ばすわけではない
  • たとえば、留学中はさまざまな誘惑があるため、「単語」という基礎を疎かにしがちな面もある
  • むしろ、(留学していてもしていなくても)大事なのは上述してきた教材を使いながら、単語から実践」という基本的でありながら最も効果的な方法をすること
  • しかも、独学であれば、日本にいながら日本人に向けて書かれた良質な教材が安価に手に入るという利点もある

この時注意して欲しいのは、悲しいかな、英会話とはある日突然できるようになるものではないことです。

そのため、英会話を独学で学ぶとき、私が勧めるのは「魔法の水」という思考方法です。

  • あなたの目の前には、「100円の普通の水」と「250円の魔法の水」がある
  • 「250円の魔法の水」は身体によく飲み続けると、いずれ良い効果がでる
  • しかし飲んでも飲んでも効果を感じないあたなはある日、「魔法の水」の販売元に「いつ効果がでるんですか?」と問い合わせをする
  • すると、「魔法の水」の販売会社は「効果がでるのは明日かもしれません。まだ頑張って飲み続けてください」と言った

英会話はこれに似ています。たしかに、成果はわかりにくいです。しかし、継続して学習し続けることによって、明日には成果がでるかもしれないのです。それはある日突然できるようになった成果ではなく、身体に染みこんでいくようなものなのです。

まとめ

英会話に勉強するコツや方法、使えるアプリやオンライン英会話などについて参考になりましたか?

まずは上述した教材を試してみて、その後あなたに合うオリジナルな方法を見つけていってください。この記事があなたの学びのきっかけになると、とても幸いです。

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